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注文住宅を検討している方で二世帯住宅の選択肢を考えているのであれば、二世帯住宅に関する理解を深めることが大切です。
そこで、二世帯住宅にはどのような種類があるのかを解説していきましょう。
一口に「二世帯住宅」と言っても、完全同居型、部分共用型、完全分離型の三種類の二世帯住宅があります。そのため、二世帯住宅を検討するのであれば、どの二世帯住宅にすべきなのかも検討する必要があります。
完全同居型とは、一般的な住宅に二世帯で住むスタイルです。そのため、家の中の設備は基本的には一般的な住宅と変わりません。台所、キッチン、トイレはすべて一つです。生活空間が分離されていませんので、まさに「同居」という言葉がぴったりのスタイルです。
そのため、それぞれのプライバシーは確保できません。あくまでも「一つの家に二世帯で住む」です。
玄関だけ、お風呂やトイレだけ、台所だけなど、部分的に共用するタイプの二世帯住宅です。共用部分以外は別の生活空間となりますが、特に光熱費等がかかる部分を共用すると生活のコストパフォーマンスは高まります。
ただし、こちらも完全同居型同様、ほぼ同居しているスタイルとなりますので、プライバシーの確保は難しいです。
それでも完全同居型と比較すると、多少は生活を分けることができます。
こちらは同じ建物ではあってもそれぞれの生活が分類しています。
つまり、玄関、台所、お風呂、お手洗いなどすべて別々です。感覚としては「二世帯住宅」というよりも、「隣家」に近いかもしれません。
全てが別なのでプライバシーも確保されていますが、隣に住んでいるので気軽に往来が可能です。
子育て世代であれば自分たちのいない時間だけ祖父母に子供の面倒を見てもらうこともできれば、庭だけ共有させる等、工夫を凝らすこともできます。
但し、基本的に「別々の生活」になりますので、水道光熱費は二世帯分支払うことになりますし、建築費用も高くなりやすいです。
授賞 | ウッドワン空間デザイナワード2020ウッドワン賞 |
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審査 員長 |
伊東豊雄氏(建築家) |
施主と施工主がお互い納得できるまで相談・希望のやり取りを繰り返す「原口メソッド」を元に、施主の隠れた希望をも引き出した世界に一つの「完全自由宅」を実現。
授賞 | キッズデザイン賞 |
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審査 員長 |
益田文和氏(インダストリアルデザイナー) |
全国各地で高品質を標準設備とする家を提供する一条工務店。「i-smile」は打ち合わせでタブレットを活用する新たな試みで、そのユーザビリティの高さが評価を得ました。
授賞 | ウッドデザイン賞2020 |
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審査 員長 |
赤池学氏(科学技術ジャーナリスト) |
1棟に使用するすべての木材でトレーサビリティを確保した個人住宅にてウッドワン賞を受賞。木造住宅の新たな可能性を呼び起こし、技術普及に向けて動いています。
※うきは・朝倉エリアを対応範囲に含む施工会社のうち、2020年1月1日~12月31日までにスキル・センスが客観的に評価され、何かしらの賞を受賞した旨が公式サイトに記載されている工務店1社とメーカー2社を選出しています(2021年3月1日調査時点)。
※参照元:ウッドワン空間デザインアワード2020「結果発表&表彰式レポート」https://woodone-contest.com/ceremony.shtml、KIDS DESIGN AWARD「受賞作品検索」http://www.kidsdesignaward.jp/search/detail_200275、ウッドデザイン賞「受賞作品データベース」https://www.wooddesign.jp/db/production/1368/